心理療法やカウンセリング
心理療法やカウンセリングを噛った人は、概して受容や共感的理解や非審判的な対応を善とする傾向があります。
しかし、これらが善であるのは、きびしい躾を受けすぎて(現実原期の学習が度をすぎ)自分を殺して環境に合わせすぎた結果、神経症者やぶりっ子、整い過ぎた人、タテマエ主義者、若年寄になってしまった人を援助する場合です。
こういう人たちには、手綱をゆるめて、自分のしたいようにしてみる経験をさせる方がよい。
それによって自分の原点が発見できるからです。
ところが、幼少期からわがままいっぱいに育った子どもに禁止・命令・教示をひかえると、ますますわがままいっぱいになります。
あるいは非行者に心ゆくまで非行させているうちに非行がなおったという話はきいたことがない(ニイルが盗癖の子どもと一緒に泥俸して、盗癖をなおしたが、それは神経症的非行だったからと思われる)。